トータルブランディングデザイナーの多陀賢二(ただけんじ)です。
今回もサポタントさんの講座の中でよくお話しする内容です。
Photoshopには、「レイヤー効果」という便利な機能があります。
その中でもメジャーな機能が「ドロップシャドウ」。
みなさんもこの「ドロップシャドウ」とうのは聞いたことがある、または使ったことがあるメジャーなエフェクト処理だと思います。
よくあるのは、テキストにずらしかげのようにして、テキストが“浮いて見える”効果があります。
まず、このドロップシャドウのやり方ですが、
①新規の画像を用意していただきます。
②その上に「テキスト」を何でもいいので打ちます。このままでは、文字がバックに紛れてしまい、見えにくいですよね。
③次に「レイヤー」というウインドウを開いて(※わからない方は、「ウインドウ」→「レイヤー」を選ぶと開きます)
それぞれ、写真のレイヤー、文字のレイヤーが出てきていると思いますが、ドロップシャドウをかけたい文字のレイヤーの上で、右クリックで「レイヤー効果」を選びます。
④すると、このような画面が出てきます。一番上に「ドロップシャドウ」があるので、ここを選択してドロップシャドウのウインドウを表示させます。
最初から、デフォルトの数値が入っていますので、テキストもプレビューになり、ドロップシャドウがかかります。
⑤上記のコピーにも「同じ設定」でドロップシャドウをかけたい場合は、ドロップシャドウのかかっているレイヤーで右クリックで「レイヤースタイルをコピー」を選択します。
⑥そして、そのかけたいレイヤーを今度は右クリックして「レイヤースタイルをペースト」すれば、同じ感じのドロップシャドウが!!
同じドロップシャドウがかかり、エフェクトに統一感が出ます。
あと、たとえば、こんなドロップシャドウもあります。
⑦ドロップシャドウの設定を変えてみます。
●不透明度を「54」
●距離を「0」
●スプレッドを「30」
●サイズを「18」
(※色々皆さんも動かしてみてください。距離は「0」で固定です)
⑧すると、またさきほどとは違った感じのドロップシャドウになります。
⑨で、上記と同じ要領で「レイヤースタイルをコピー」→「レイヤースタイルをペースト」で上のコピーも同じドロップシャドウを。
設定を少し変えるだけで印象が変わりますよね。
ボクも実際にシゴトで、ドロップシャドウを効果的に色々なパターンで活用しています。
是非、みなさんもPhotoshopで、色々楽しんでみてください。
■多陀賢二「Photoshop×Column」の他の記事はこちらから。
http://webtant.net/category/column/blog91
第4回 効果的なレイヤー効果「ドロップシャドウ」(多陀)
2015年05月20日