今までにも何度かお伝えしているように、
動画コンテンツは日常生活の中に浸透してきている。
YouTubeなどでさまざまな情報を得る人は多いと思うが、
例えばビデオの中に登場する料理のレシピやヨガスタジオのホームページを
その場で見たいと思えば、
ビデオを一時停止し、新たにWebページを開き、
細かな詳細にたどり着くまでけっこう苦労する。
マーケティングツールとしての動画が多くなってきている現在、
下記グラフのように動画の経過時間と視聴を中止する割合には
ある程度の相関関係があり、
10秒経過後には20%、2分経過後には60%の人が見るのをやめるようである。
マーケッターからすると、
せっかく作成した動画が最後まで見られていない可能性が高い。
(Videopathホームページより)
2013年にドイツでスタートアップしたVideopathは、
動画コンテンツ内で視聴者向けの情報を表示できるサービスを提供することにより、
視聴者が付加情報を得られるとともに最後まで動画を見る可能性も上がり、
マーケッターにとって効率の良い動画マーケティングが容易に実現できる。
Videopathが提供するサービスは、動画内にウェブページや別のビデオなどさまざまな
情報を各ポイントで挿入することができる。
その動画を見ている視聴者が画面にマウスを置くと左側にタイムラインが表示され、
ボタンをクリックすると視聴者に伝えたい情報、
例えばウェブページ、Facebook、Twitter、関連した別のビデオ、登録ページなどが動画内に表示される。
**Videopathのホームページにあるデモより**
動画にカーソルを持っていくと、左側にタイムラインが表示される
Facebookページの表示
詳細説明動画の表示
Videopathのサービスを利用してこのような動画を作成するには、
ブログを書くような感覚ででき、さらにYouTube上での利用は無償で提供されている。
今後、Eコマースなどでも幅広く利用されるであろう。