高級電気自動車としてすっかりその地位を確立したTeslaだが、
新車の開発に加えてセルフドライビングカーの開発も進めているようである。
経営陣の話によれば、2020年頃に走行予定とのことで、
先行するGoogleや同じく開発中のAppleと並んで、
5年後には多くのセルフドライビングカーがフリーウェイや
街中を走行するのを目にすることができるのかもしれない。
<シリコンバレーの街をテスト走行中のGoogleセルフドライビングカーの最新プロトタイプ>
さらに興味深い話として、もしTeslaのセルフドライビングカーが市場に出回るようになれば、
あのUberが50万台も購入するかもしれないという噂もでている。
Uberと言えば、タクシーに変わる新しい運搬サービスのプラットフォームを提供する会社で、
アメリカのみならず世界各地で利用者が急増している。
2013年、Uberのドライバー数はまだ1,000人以下だったのが、
2014年には40,000人に増加している。
Uberのドライバーには本業の仕事を持ちながら、空いている時間を利用して行っている人も多く、
現在では月に4回以上仕事をこなしているドライバーは実に160,000人以上もいるとのことであり、
その数はさらに増加中である。
この数字を見ても、Uberの利用客がいかに急増しているのかわかる。
ただ、利用客とドライバーの間で些細なトラブルも発生しているということも時々耳にする。
もし、Teslaのセルフドライビングカーを利用したUberのサービスが提供されたら、
Teslaを購入することなく、自分で運転する必要もなく、
ドライバーに気兼ねすることなく、
車中仕事をしながら高級電気自動車で目的地に着くなんていう
夢のような話が実現することになる。
でも、その際は、現在のUberドライバーはまた本職に専念することになるのだろう・・・。