こんにちは。SAWAです。
早速ですが、今回は前回の内容をベースとして、「社員情報テーブル」を作ってみましょう。
大まかな手順としては、以下の順になります。
①Accessのファイルを作る
②テーブルを作る
③データを登録する(次回)
それでは、参りましょう。
【Accessファイルを作る】
まずは、Accessを起動し、Cドライブ直下のTESTフォルダの中に、TEST.mdbxという形で
データベースファイルを作成しましょう。
<データベース作成の手順>
Accessを起動後、「新規作成」→「空のデータベース」→「ファイル名」に
「TEST.accdb」と入力の上、フォルダアイコンをクリック→保存先「C:\TEST」を選択し、
「OK」→「作成」をクリック。
これで、Cドライブ直下のTESTというフォルダ内にTEST.accdbというファイルができます。
【テーブルを作る】
Accessファイルができたところで、「社員情報テーブル」を作っていきましょう。
Accessファイルを作った後、「テーブル1」というテーブルツール画面が開かれます。
この状態で、左上部「表示」アイコンの▼をクリックして、展開してみましょう。
すると、「データシートビュー」と「デザインビュー」があります。
データシートビューとは、テーブル内のデータを閲覧・編集する場合に使用します。
デザインビューとは、テーブルの作成・編集する場合に使用します。
これからテーブルを作成していきますので、デザインビューを選択します。
デザインビューをクリックすると、「名前を付けて保存」画面が表示されます。
ここに、「社員情報」と入力しましょう。
そうすると「社員情報」というテーブルが作られ、「デザインビュー」に遷移します。
デザインビューは、次の図のような構成になっています。
「この項目ってなんだろう?」ということがあれば、
その項目にカーソルを合わせることで「項目説明」が表示されるので、ヘルプ代わりになります。
それでは、図のようにフィールド名を設定しながら、社員情報テーブルを作ってください。
フィールド名は入力、データ型や詳細設定はプルダウンリストより選択で設定できます。
各フィールドの詳細設定については、デフォルト値から変更したもののみ、図の下に記入し
ます。
●社員番号[オートナンバー型]
●社員名[テキスト型]
●生年月日[日付/時刻型]
書式:日付(S)
●性別[テキスト型]
フィールドサイズ:1
●所属部署コード[テキスト型]
フィールドサイズ:2
ここまでの作業で「社員情報」テーブルが完成しました。
そこで、情報を保存しておきましょう。
保存は、画面左上の「フロッピーディスク」マークの上書き保存です。
今回はAccessデータベースを作る作業と、テーブルを作る作業を行いました。
テーブルを作る作業で重要な、データ型や詳細なフィールドの設定については、
次回、データを入力しつつ、動きを追いながら説明させていただこうかと思っております。
~雑~
今回の記事の最後で、「保存は、画面左上の「フロッピーディスク」マークの~」と書き、
思ったのですが、いつまで「フロッピーディスク」のアイコンを使い続けるのでしょうね?
今やフロッピーディスクを搭載しているパソコンなんて皆無に等しいし、今の若者世代は存在自体知らないのでは・・・
1.44MBしか入らなかったフロッピーを懐かしく思いつつ、年齢を感じる今日この頃でした。