皆様、初めまして。SAWAと申します。今回からAccessについての記事を書かせて頂きます。
少しでも役に立てば・・・と思ってます。
- Accessって?
まずは、Accessって何なのでしょう?
wikiより、最初の文言だけ抜粋すると、
「マイクロソフトがMicrosoft Windows 向けに販売している、関係データベース管理
システム (RDBMS) のソフトウェアである。」と書かれています。
そのままですが、マイクロソフト社がWindows向けに製造した、
リレーショナルデータベース(RDB)のソフトウェアなのです。
- データベースって?
データベースという単語が出てきました。
データベースというのは、「データを検索や抽出し易いように一定のテーマ毎に集めたもの」ということで、
Excelで社員情報の表を作ったり、商品情報の表を作ったり
というのも前述の目的を果たすのでデータベースといえるのです。
では、AccessとExcelのデータベースとしての違いは?というと、
それが「リレーショナル(関係)」の部分なのです。
- リレーショナルデータベースって?
「リレーショナル(関係)を持てるデータベース」について説明します。
先ほどの「社員情報」で考えてみると、「社員番号、社員名、生年月日、性別」までは変わることはありません。
(社員名は結婚で姓が変わる場合がありますが、変更の頻度は極端に少ない。)
ただ、それ以外の「部署コード、部署名」は異動等で変わる可能性がありますし、
組織の再編等で部署名が変わることもあります。
≪Excelデータベースでの部署名変更時≫
Accessを利用すると、以下の図のように「社員情報」と「部署情報」を分けて
部署コードに関連を持たせることができ、名称の変更も部署コード=”02″の部署名を
変更するだけで名称の変更が完了となります。
≪Accessで社員情報と部署情報のリレーション≫
これが、項目に「リレーショナル(関係)」が持てるAccessデータベース等のリレーショナルデータベースの特徴となります。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
今回はAccess、データベース、リレーショナルデータベースの事前知識としての部分を説明させていただきました。
これをざっくりとした知識として、次回からはテーブルの作成・リレーショナルの作り方といった部分に話を進めたいと思います。