こんにちは。
トンゼミのトントンです(^m^)
最近こんなご質問をよく受けます。
ショップアクセスの7割はスマホで、スマホ対応はできているにもかかわらず
コンバージョン割合はデスクトップが7割、スマートフォンは2割にも満たなく、
ショップをスマホ対応した成果をまったく感じることができないのはなぜでしょう?
こういった現象の要因NO.1にあげられるのはショップのカートの問題が上げられます。
ショップの商品ページそのものは、スマホ対応しているにもかかわらず
カートが対応していない場合がひとつ。
もうひとつは、カートがスマホ対応しているものの、
サイズだけが対応していて入力欄がPC同様に分割されていて
非常に入力に手間がかかる場合です。
たとえば、電話番号を入力するにあたって
市外局番と局番と番号を3つのマス目に分割してあると
ユーザーにとっては非常に面倒です。
同様に氏名、郵便番号、住所欄等の記入マス目が分割されていて
それに付け加えフリガナ欄等も必須となっていることにより、
入力のハードルが非常に高くなり、
結果、途中でスマホでの購入を断念するといった
いわゆるカゴ落ち現象がスマートフォンで発生するわけです。
ショップ側は、顧客がスマホで閲覧して最終購入判断はPCの大きな画面で
確認して行うという仮説をよく立てていたりしますが、
そうではなく、スマホでは買えなかった(面倒だった)から
イヤイヤPCで買っているのが現実です。
オリジナル商品で自分のショップでしか販売していない商品であれば、
スマホのカゴ落ちをPCでリカバリーすることは可能ですが、
型番商品であれば、自社のスマホカートでカゴ落ちすれば
二度とユーザーは戻ってきてくれません。
これが昨今、売上が落ちてきていると言われている
原因そのものであったりします。
ショップの数が増加している中、いかに買い回りをよくするかが
近代オンラインショップ理論には必須のテーマです。
一方、スマホカートもカゴ落ち対策をしているショップであるにもかかわらず、
スマホからのコンバージョンが悪いという事例が多く寄せられてきていますが
さて、その要因NO.1はいったいどんなことなのでしょう?
Googleは2012年の時点で、ページ表示速度がランキング要因の
一つであることを既に公表しています。
しかるにページ表示速度は、数あるランキング要因の一部にすぎず
その影響は関連性や外部リンクに比べると小さいものとは言われています。
ここで重要なことは、SEOをさしおいても
ページ表示速度は重要な指標であるということです。
ページがスマホ対応になっているカートも
カゴ落ち対策が施策されているけれどもスマホからのコンバージョン率が悪いといった事例、
その要因NO.1はスマホにおけるページ表示速度の遅さにあります。
一般に表示が遅れるごとに、コンバージョン率、顧客満足度は
大幅に低下し表示に3秒以上かかるページは40%以上のユーザーが
離脱するとまで言われています。
これがスマホであるならばなおさらということになります。
ページ表示速度向上の方法には、まず「速度が遅くなる」原因が
どこにあるかを検討するために、
Google Analyticsで「ページ速度」についての情報を閲覧の上
サイトのページを表示するために平均で何秒かかっているかを確認します。
とりわけLPやメイン商材のページを優先的に調べていき改善をしていきます。
また、Googleが無料で提供しているサービスで
URLを入力するとページを読み込み表示速度の下落要因をチェックをし
一度にモバイル、PCともにチェックを行う上、
その改善方法につき提案してくれるサイトがあります。
ECサイトの表示速度は2秒以内が原則と考えてください。
スマホのCV率がこのましくないショップは、
カート対策の次に表示時間の改善を行ってみてください。