Adwords広告でもっとも大切なのが「キーワードの選定」です。
ユーザーと広告主を結ぶ「キーワード」。
これがうまく選定できれば、広告の半分は成功したと言っても過言ではないでしょう。
ユーザーが検索をするときは、知らないことを知るためだけではなく
「何かが欲しい」「何かをしたい」という
ニーズが生じて検索をすることが多くあります。
例えば、
「母の日 花」というキーワードがあります。
このキーワードから考えられるニーズは
・母の日に送る花ってなんだっけ?
・母の日に花を送りたいんだけど、いい花ないかな?
の2つのニーズが存在します。
当然、花屋さんなら2番目のニーズを持ったユーザーが他に検索し得る
キーワードを見つけて、そのキーワードで設定すると良いわけです。
では、もう少し具体的な例を出します。
新品のゴルフ用品のオンラインショップを運営しているとしましょう。
もし「ゴルフ」というキーワードで設定したとしましょう。
そうするとどのようなニーズが含まれているでしょう?
単純に「ゴルフ」だけだとニーズがすごく広がってしまいます。
・ゴルフ場やゴルフ練習場を探している
・ゴルフ用品を探している
・プロゴルフの成績を調べている
・車種の「ゴルフ」について何か調べている
・ゴルフの上達方法を調べている
・ゴルフのルールを調べている
等々、大きくわけてもこれだけあります。
もちろんゴルフ用品のオンラインショップということになれば
「ゴルフ用品」で検索している人が自社が提供できる商品と
ニーズが近いユーザーということができます。
さらにその中で自社の商品とニーズが合わない不要なキーワードを見極める必要があります。
上の図で右上に行くほど、自社商品の購買モチベーションが高いキーワードになります。
購買モチベーションが高くても自社の商品やサービスとマッチしないキーワードや
購買モチベーションが顕在化されていないキーワードにを取り込むと、
コンバージョン率(購買や問い合わせなど自社にとってのゴールの達成率)に
影響を与えることになります。
大枠として「ゴルフ用品 通販」という絞り込みができました。
ただ、このままではなく「ゴルフ用品」の中には「ドライバー」「パター」など
具体的な用品名であったり、
「男性用」「女性用」「初心者用」などユーザーのタイプに分類することもできます。
さらに「通販」でも「オンラインショップ」「ネットショップ」など
いろんな言い回しがあります。
これらを組み合わせることによって、自社のキーワードができます。
細かい組み合わせにつきましては次回ご紹介したいと思います。