web/EC業界に強い転職。正社員・派遣求人情報 ウェブタント » 竹内謙礼 https://webtant.net web/IT専門 求人・転職ウェブタント Wed, 27 May 2020 11:49:16 +0000 ja hourly 1 http://wordpress.org/?v=4.3.1 小規模のECサイトが陥りがちなイベント企画の失敗とは? https://webtant.net/202924 https://webtant.net/202924#comments Tue, 02 Jun 2015 06:14:56 +0000 http://webtant.net/?p=202924 EC販促企画コラム

「この企画、絶対あたるぞ!どれだけ売れるか、楽しみだっ!!」

と企画を考えつき、
商品・企画ページやメールマガジンなどの準備を進めているときの「ワクワク感」
たまらないものですよね。

そして企画がスタートして、狙い通り、いや狙い以上に売れたときほど、充実感に満たされる時はありません。

では反対に、このように期待したイベントの開始時間が過ぎても注文や応募などの反応メールがほとんど届かなかったということはありませんか?
期待が大きかっただけに、脱力感というか、ガックリ感が非常に大きいものですよね。

そんな皆さんのために今回お届けするのは、ECサイトがイベント企画でよくやってしまう失敗というテーマのコラムです。

今回もリアルとインターネット上を問わず、数多くのイベント企画を実施、
アドバイスされている経営コンサルタントの竹内謙礼氏に2つの失敗事例をうかがいました。

竹内氏:
まずよくある失敗の1つ目の事例をご紹介しましょう。
「ユーザー参加型のイベント」を小規模サイトが開催すると失敗する可能性が高いです。


ウェブタント編集部:
ユーザー参加型のイベントというと具体的にはどのようなものでしょうか。


竹内氏:
ユーザーから、アイデアを募集したり、写真や作品を募集するなどのイベントです。


ウェブタント編集部:
どうして失敗するのでしょう?


竹内氏:
集客力が足りないため、参加型イベントなのに応募が集まらず、全く盛り上がらないんですよ。
こうしたユーザー参加型イベントを開催するには、恐らく50万人分くらいのメールアドレス数や会員数などが必要です。

小規模サイトの運営者は、同じような商材を販売する大規模サイトをベンチマークしていることが多いですよね。
こうしたベンチマークしているサイトの参加型企画が非常に楽しそうに盛り上がっていることを確認すると、そのまま自社でも同じようなイベントを開催してしまうんですよね。

ただし集客力がないと応募が殆ど来ずに、企画失敗となってしまうのです。
このようにイベント企画は、サイトの集客力によって参考にできるものとできないものがあるということを、今後注意しておいてください。


ウェブタント編集部:
それでは6月のワークショップでも、参加者のサイトの集客力に応じて、具体的にどんな企画がよいのかというお話もしていただけそうですね。

▼ネットショップのための企画立案・実践準備セミナー(2015年秋商戦編) 竹内謙礼氏
http://www.webtant-seminar.jp/special/planning201506.html

竹内氏:
そうですね。10名限定ですからワークショップ参加者には集客数などをヒアリングして企画内容とバランスがとれるかなど、ワーク時にアドバイスさせていただく予定です。


ウェブタント編集部:
もう1つの失敗しやすい事例とは何でしょうか。


竹内氏:
「自分の技に酔った企画」開催です。
つまり、ややこしくてわかりづらい企画ということです。

ECサイトが行う企画は2ステップ以下で伝わる「簡単」なもの、わかりやすいものにしなくては、ユーザーには伝わりません。
例えば、「クイズに答えて、プレゼントに応募する」、これで2ステップです。
でも、企画を考える人は、面白いことを考えることが得意な人なんです。だからつい企画に何かオリジナルのものを付け加えたくなり、その結果、企画がややこしくなるのです。これが「自分の技に酔った企画」という意味です。

私自身、過去に何度もイベントを開催してきましたが、イベントはシンプルになればなるほどいいのです。反対に誰かに説明して、「何?」とか質問をうけたらアウトだと思った方がいいです。

千葉の観光牧場に勤務していた時に開催し、大人気となり、テレビにも取材されたイベントは単に「穴を掘る」、これだけですから(笑)


ウェブタント編集部:
確かにあのイベントは今でも非常に人気があるとうかがっています!
あの企画も含め、竹内先生は色々と大ヒット企画を実施されてこられましたが、こうした企画はどのように考えられているのでしょうか。


竹内氏:
いろんな媒体を通じて、「今どんなものが求められているのか?」「何が調べられているのか」、などのトレンドについて、必ずチェックし、ヒントにしながら企画を考えることが多いです。

必ずチェックしている媒体やサイトを少しご紹介すると、日経MJ、Yahooサイトですね。またこうしたトレンド情報からヒントを得てキーワードをリサーチするときは goodkeyword というサイトをよく利用しています。


ウェブタント編集部:
当社でもgoodkeywordは、かなり利用しているのですが、まだまだうまく集客や新商品や新サービス開発につながるように、活用できていないです。

6月のワークショップで、竹内先生の技を会得させていただきます!!


▼6月16日(火)開催:
ネットショップのための企画立案・実践準備セミナー(2015年秋商戦編) 竹内謙礼氏
http://www.webtant-seminar.jp/special/planning201506.html

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「ECサイトの年末商戦」成功に必要な秋商戦の2つのポイントとは? https://webtant.net/202688 https://webtant.net/202688#comments Mon, 18 May 2015 08:08:34 +0000 http://webtant.net/?p=202688 EC販売戦略コラム

2015年母の日が終わりましたね。

実は、そろそろ秋の仕掛けを準備するタイミングだとご存知でしたか?

「毎年、早くやった方がいいのは分かっているけれど、
父の日もあるし、中元商戦もあるので時間がない。」

「秋商戦関係のイベントはちょこっと開催して
年末商戦の準備をたっぷりする予定でーす。」

という皆様、少々お待ちください。

11月から12月にかけての年末商戦で売上をつくるために、大切なのが9月-10月の秋商戦です。
「秋商戦対策 = 年末商戦の重要な準備」なんですよ!!

そこで秋商戦対策について今回も経営コンサルタントの竹内謙礼氏に
お話をうかがいました!

竹内氏:
11月と12月の年末商戦で、売上をピークにもっていくために、
秋商戦で改めて意識していただきたいのは以下の2点です。


(1)新規顧客を獲得する
(2)新規顧客を優良顧客に育てるため、イベントを週1回ペースで開催する

ウェブタント編集部:
それぞれ具体的に解説していただけますか?

竹内氏:
それではまず(1)の「新規顧客を獲得する」から説明します。

年末商戦での売上アップには、新規顧客獲得が不可欠です。

新規顧客獲得には今でも「お試しセット」が有効ですが、メールマガジンだけでなく
広告経由やショッピングモールの検索経由で「お試しセット」を購入してもらえるようにする必要があります


重要なのは、検索されるキーワードの選定です。

1単語のビックキーワードではなく、色々な複合キーワードをリストアップし、
実際に検索し、検索結果をチェックします。


検索結果から競合サイト数を確認し、その中から、比較的競合が少ないキーワードを見つけるのです。
かなり地道な作業で時間もかかりますので、外注パートナーを探して実施している運営者がいる程です。

このように見つけ出した競合の少ないキーワードをお試しセット名にしてください。
そして広告出稿でもこのキーワードを活用し、流入を増やします。


次に(2)の「新規顧客を優良顧客に育てるため秋&オリジナルイベントなどを週1回程度開催する」を説明します。


お試しセットなどを購入された新規顧客を優良顧客に育てるためには、とにかく接触頻度を上げることが重要です。
接触頻度を上げるためには定期的にイベントを開催し、広告やメルマガで集客する必要があります。

年末商戦に間に合わせるために、9月と10月の2か月と短期決戦ですから、
頻度を上げるためには、理想としては週に1回、新しいイベントを開催したいところです。

最低でも2週間に1回は開催した方がいいですよ。


10月にはハロウィンがあります。実はハロウィン関連の売上が、
バレンタイン企画関連の売上を抜いた
というデータが出ました。

特にハロウィンは、お化けや魔女の仮装をした子供たちがお菓子をもらうという
風習からはじまっていますから、

仮装と相性のよいアパレル商材とお菓子・スイーツを販売されるサイトには相性がいいです。

ただしこのイベント企画のネーミングについても、
(1)で解説したような地道なキーワードリサーチが必要です。

リサーチしたキーワードで実際に検索し、競合を研究してください。

またハロウィンのような季節イベントの場合、「年」を複合キーワードの1つに入れることも大切です。
「ハロウィン 2015年 お菓子」というように、最近のユーザーは年数を入れて検索しています。

こうした年数をイベント名や商品名にいれる対応も忘れずに!

一方で、ハロウィンを除くと、秋はEC販売と相性のよい季節イベントがあまりありません。

そのため9月、10月は秋の季節柄イベントだけにとらわれず「自社10周年記念」などの、
自社オリジナルの企画もあわせて企画
しましょう。

実店舗をお持ちのECサイトの皆さんは店舗とネットをつなぐイベントの開催が可能ですから、
もっと色々なイベントを企画することもできると思います!

これについては6月のワークショップで少し触れられればと思います。

ウェブタント編集部:
お試しセット名やイベント名までキーワード選定するということを考えたことがありませんでしたので、
是非今後当社でもやってみたいと思います!

6月のワークショップがますます楽しみになってきました!

実際に3時間で秋商戦の具体的な企画立案から準備事項書き出しまでの準備をします。
ご多忙なEC運営者の皆様にこそ、大変オススメです!


▼ネットショップのための企画立案・実践準備セミナー(2015年秋商戦編) 竹内謙礼氏
http://www.webtant-seminar.jp/special/planning201506.html


次のコラムでは、たくさんの企画を大成功させてきた竹内氏の目線から
「よくあるイベント企画の失敗事例」と「企画アイデアに役立つ情報の見つけ方」などについて解説していただきます!
お楽しみに!

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