今までのコラムで関連した話題を何度かご紹介したことがあるが、
アメリカの若者のスマートフォン普及率はかなり高く、
完全に日常生活になくてはならないものになっている感がある。
2012年のCommon Senseの調査では、
13歳から17歳の年齢層でのスマートフォン所持率はわずか41パーセントであったが、
eMarketerの今年の予測によると、
下グラフにあるとおり12歳から17歳の所持率は81.1パーセントと大幅に増加している。
(厳密に言うと、12歳はティーンエイジャーではないが・・・)
ここシリコンバレーではもう少し高いようで、
Middle SchoolやHigh Schoolの学生たちに話を聞くと、
ほぼ10人に9人以上がスマートフォンを持っている。
Pew Research Centerの今年5月の調査から、
ティーンエイジャーのスマートフォン普及に関して性別で見た場合、
女性が97パーセントであるのに対し、男性は93パーセントと若干少ない。
ただ、デスクトップやラップトップの普及は人種や親の所得で若干のばらつきがあるが、
スマートフォンに関してみると、特に人種で大きな差はない。
ところで、ティーンエイジャーが頻繁に使うアプリとして、
ティーンズの年齢を問わず、ソーシャル系ではInstagramとSnapchat、
音楽ではSpotify、動画ではNetflixのようである。
また、よく遊ぶゲームとしてはFortniteをあげている。