主なソーシャルメディアの最近のアクティブユーザーは、次のようになっている。
Facebookは世界で最も利用されているソーシャルメディアで、
ユーザー数も依然として年々伸び続けている。
アメリカでもインターネットユーザーの6割以上がFacebookを利用している。
が、その一方でFacebookの利用をやめる声も多く聞く。
アメリカの成人を対象としたPew Research Centerの最新の調査によると、
Facebookユーザーがこの1年間で行なった行動は次のようになっている。
- プライバシー設定の変更: 54パーセント
- 数週間、Facebookにアクセスしない: 42パーセント
- Facebookアプリをスマートフォンから削除した: 26パーセント
全体の74パーセントが、これら3つの行動のうちの少なくとも1つを実行したと言う。
(調査総数 4,594名、うちFacebookユーザーは3,413名)
ところで、これらの行動には年齢層での違いが見える。
最も注目されるのは、若年層18歳から29歳の若い世代において、
これらの行動をとった割合が顕著となっていることである。
この世代では、44パーセントが過去1年間にFacebookアプリを
スマートフォンから削除したと言い、65歳以上のユーザーの12%パーセントに対し、
4倍近い数字となっている。
また、プライバシー設定を変更した割合も、65歳以上が33パーセントであるのに対し、
18-29歳は64パーセントと倍近い。
Facebookは友人の状況を知ったり、最新のニュースを得るのにとても便利だが、
データ漏洩問題などもあり、
これを機にその使い方やプライバシー設定を今一度見直してみるのもいいかも知れない。