世界で3番目に大きなハンバーガーチェーンであるウェンディーズのTwitterが、
その内容の面白さで評判になっている。
商品の紹介、ユーザーからの質問に対する回答などTweetの内容はいろいろあるが、
中でも、消費者との面白いコミュニケーションや
競合相手に対する冗談をまじえたTweetなどは、フォロワーの間でその内容を楽しまれてい
るようである。
ウェンディーズでは、新鮮な野菜を豊富に使ったり、冷凍パテを使わないなど、
健康面に気を使っており、
そのTweetは健康志向の強くなっている若い世代へのブランディング戦略となっている。
戦略の成果は下グラフにあるとおり、
Twitterのフォロワー数はこの半年間で約50パーセント増加し、現在は約200万人に達している。
このフォロワー増加は、新規顧客あるいは頻繁に購入する顧客になっているとウェンディーズでは
考えており、事実、北アメリカでは17四半期連続で同一店舗の売上が成長している。
ウェンディーズで機智あるTweetをしているのは20代と30代のグループで、
ほとんどがマーケティングまたは広報のバックグラウンドを持っているようである。
もちろん、苦情に対してはDMを使って真摯に対応している。