スターバックスは、モバイルアプリから行う
新オーダーシステム”My Starbucks Barista”と、Amazon Echoを使用した
再注文方法”Starbuks Reorder”を今年の1月に発表。
”MyStarbucks Barista”は現在1,000名規模でベータテストを行なっており、
夏ころに正式にサービスを提供する予定でいる。
人工知能とチャットボットを利用し、アプリ上での会話により自分好みのコーヒーを
オーダーできる革命的なオーダーシステムとも言える。
1年半ほど前のコラムでご紹介したことがあるが、
スターバックスではモバイルアプリで注文、支払いを行い、店舗で受け取るサービス
”Mobile Order and Pay”を提供しており、
今ではその利用者は全トランザクションの8パーセントを占めるほどまでに増加している。
長蛇の列に並んでオーダーする必要がないことに加え、オーダーしてからコーヒーを
受け取るまで待つ必要もないのがメリットとなっている。
“My Starbucks Barista”はその利便性をさらに発展させ、
システム上のバリスタと音声コマンドやメッセージングのインターフェースを使用して
対話しながら注文する仕組みになっている。
”My Starbucks Barista”との会話におけるオファーやメッセージは、
個々の顧客の行動や予想される行動に基づいて独自に生成されており、
さらなる利便性や容易性から顧客ロイヤリティの向上や
顧客とのエンゲージメントの強化が期待される。
(イメージは、スターバックスのホームページより抜粋)
一方、Amazon Echoを使用した”Starbucks Reorder”も
“My Starbucks Barista”の発展系で、モバイルアプリから注文を一度行うことにより有効となり、
あとはAmazon Echoに“Alexa, order my Starbucks.”というだけで、
同じ商品を同じ店に対して注文することができる。