アメリカにおけるスマートフォンユーザー推移
(Statistaのデータより)
アメリカのスマートフォンユーザーは、上グラフにあるように今年で約1億8260万人、2017年には2億を超えると見られている。
アメリカの総人口は3億2,500万人強なので、総人口に対して約56%がスマートフォンを所持していることになる。
インターネットユーザー比では、約70%となっている。
いろいろな場所で人々の行動を観察していると、スマートフォンを常時利用している人を多く見かけるが、ここで注目される一つとしてスマートフォンへの依存度がある。
2015年5月のギャラップによる調査から、アメリカのスマートフォン所有者のうち46%はスマートフォンなしの生活は考えられないと解答している。スマートフォンが生活の一部となってきている現在、正直なところ私も同感である。
この傾向は、次のように、男性よりも女性、若年層、AndroidユーザーよりもiOSユーザーの間で高いようである。
— 性別 : 女性 51% > 男性 41%
— 年齢 : 18-29歳 51% > 30-49歳 48% > 50-64歳 42% > 65歳以上 40%
— OS : iOS 52% > Android 43%
ところで、スマートフォンの利用頻度を見ると、回答者全体の52%は1時間に少なくとも数回はスマートフォンをチェックしており、さらに11%は数分おきにスマートフォンを見ているらしい。
では、スマートフォンで何をしているのか?
ピューリサーチセンターが2014年11月に行った調査によると、次のようになっている。
(調査方法: 特定の調査回答者1,635名に対し、1日2回、1週間で計14回の調査を実施。
調査回答者は、調査直前の1時間にスマートフォンで何を行ったかを回答。
14回の調査中10回以上回答した者を有効回答者とし、有効回答者数は1,035名)
もし、私も調査対象者となったら、ほぼ同じ回答になったと思う。スマートフォンでは滅多に音楽を聞かないが、若くはない証拠なのかな・・・。
スマートフォンの普及と依存
2015年08月06日