Web マーケティングの基本の「き」第3章は、<売るためのシナリオ>についてお話します。
KPI とペルソナを設定したあとに、そのKPI を達成させるためにどうしたら良いかのシナリオを考えます。
第一章で紹介した「知る」、「評判」、「購入」、「口コミ」のプロセスです。
ここからは当記事の執筆者でもあります、KDDI ウェブコミュニケーションズの
阿部が実際に取り組んでいる手法をご紹介いたします。
私は「エバンジェリスト」と言う肩書きで活動しています。
キリスト教における伝道者のこと。転じて外資系のIT 企業に多くみられる、最新のIT技術を分かりやすく説明する役職についてもこのように呼ばれる。業務の一環として、講演、執筆、セミナーを主に実施する。
情報:Wikipedia
阿部が実際に取り組んでいる手法をご紹介いたします。
『仕事の内容』
●執筆:CPI スタッフブログの運営、他メディア寄稿
●登壇:セミナー / イベント登壇、ブース出展
『マーケティングの目的』
●CPI サーバーの販促
『ゴール』
● サーバーの申込者数を増やす
では、これらの活動で「知る」「評判」「購入」「口コミ」の何にあたるのか見てみましょう。
もっと知ってもらう
まずは、「CPI スタッフブログ」です。
CPI スタッフブログは「Web 制作者」をターゲットとして運営しています。
Web 制作者の方に、KDDI ウェブコミュニケーションズとCPI を知っていただくのが目的で運営をしています。
広く知っていただく必要がありますので、自社の宣伝を極力省き、制作者のためになるような記事で構成しています。
CPI スタッフブログのKPI は、PV 数と、UU を増やすことです。
評判をあげる
次に「評判」にあたる箇所ですが、ここは全てを申しあげられないのですが、一つは「ファンを増やす」ための施策を行っています。
CPI を知ったユーザーは、契約する前に、CPI のサーバーがどうなのか評判を調べると思います。
その調べる方法の一つして、「人に聞く」ということが考えられます。そのためには、実際に使っていただいたユーザーの満足度をあげることと、CPI のファンを増やすことがとても重要です。
ファンを増やすために、お客様の満足度をあげるや、そのお客様のためになるようなイベントを実施したり、記事を書いたりすることがあげられます。
KPI としては、イベント毎のセミナー満足度や、ソーシャルなどでのつながりがあげられます。
購入していただくサービスサイト
下記はCPI のサービスサイトです。サービスサイトについての詳細は割愛させていただきますが、
どんなプロダクトを販売しているのか、なぜユーザーに指示されているのかが、ぱっと見で分かるとよいですね。
口コミ
最後に口コミですが、ここは評判につながる箇所でもあります。重要なのはお客様の満足度を上げることと、お客様のためになるような情報を発信し、弊社のことを少しでも好きになっていただくことです。
弊社が行っている施策の一つとして「CPI ファントークナイト」というイベントを行っています。
このイベントは、2部構成で、1部がお客様のためになるようなセミナーを行い、2 部でお客様の要望をお伺いするブレストを行っています。
皆様もどうしたら、口コミが広がるか、どうしたらお客様の満足度があがるかなど考えてみてください。
以上が私が実施している施策です。
プロダクトサイトから何か物を販売する場合、「知る」「評判」「購入」「口コミ」のプロセスを考え施策を行うことがとても重要です。
プロダクトサイトを作っただけでは、物を売ることは難しいでしょう。
皆様もどうしたら、プロダクトを知ってもらい、購入し、ファンになっていただくかを考えてみてください。