エクセルマスターになるためにはキーボード操作も優れていないといけません。
キーボード操作といってもタッチタイピング(ブラインドタッチ)の事ではありません。タッチタイピングなんかは基本です。ショートカットキーなどを活用すると更に仕事が速くなります。
Ctrlキーが大事
まずはショートカットキーをよく使う順番から紹介していきます。ショートカットキーの殆どはマウス操作でも可能なのですが、マウスだといちいちその場所にカーソルを持って行ってクリックする作業が手間です。
たとえば1番のコピー&ペーストですが、マウス操作だと 1.右クリック 2.コピーを左クリック 3.右クリック 4.ペーストを左クリック と面倒。ですので、仕事の早い人はショートカットキーを活用するわけです。
1.Ctrl + C ・ Ctrl + V
これは誰でも知っていますね。コピー&ペーストです。Ctrl+Cで選択しているセルをコピーして、貼り付けたい所でCtrl+Vでペースト(貼り付け)します。
ついでに切り取りはCtrl + X です。セットで憶えましょう。
2.Ctrl + F
検索機能です。データが多い場合に探したいキーワードを検索すると早いです。
3.Ctrl + Z
「元に戻す」です。アイコンだと矢印が戻っているようなものですが、これもキーボードでやってしまいます。
4.Ctrl + Tab
5.Ctrl + PageUp・PageDown
隣のSheetへ切り替え出来ます。
PageUpで左のSheet、PageDownで右のSheetへ切り替えます。
6.Ctrl + 矢印キー
データの終わり、始まりまで一気に飛ぶことが出来ます。
データが何千行・何万行にもある場合に、一番下を表示させたい時に便利です。
7.Ctrl + 1
セルの書式設定ウィンドウを開きます。
マウスだと右クリック→セルの書式設定です。
8.Ctrl + H
2.の検索に似ていますが、置換機能を開きます。
9.Ctrl + W
アクティブのBOOKを閉じます。未保存だと保存しますか?と聞いてきます。
10.Ctrl + B
選択セルを太字にします。文字装飾としては他にCtrl + Iで斜体、Ctrl + Uで下線がありますが、片手で出来ないのであまり効率的で無いです。
11.Ctrl + 「+」「-」
セル・行・列の挿入および削除です。
「+」で挿入、「-」で削除です。
両手作業ですが何回も行挿入を繰り返したり、ちょこちょこする時にはマウス操作より断然楽です。
12.Ctrl + D
上のセルと同じようにコピーします。値だけでなく書式までコピーしてくるので注意が必要。
13.Ctrl + 「;」「:」
「;」で今日の日付、「:」で今現在の時間を一発で出します。
ほかにも色々あるけど・・・・
とりあえずこれくらいを憶えておくと、作業時間が相当削減されるはずです。
Excel作業時のホームポジション
ホームポジションとはキーボード入力時に最初どこに指を置くか、という事です。普通は左手人差し指がF、右手人差し指がJのとこですね。キーボードにもポッチが付いてる事があります。
文字を打つ時は普通のホームポジションですが、表操作の時Excel作業時にはドコに指を置いておくのが作業が捗るのでしょうか。
左手小指にCtrl
ショートカットキーを憶えていると、左手小指はCtrlにかけておくのが一番早いです。
私の場合は左手
小指 | 薬指 | 中指 | 人差指 | 親指 |
Ctrl | Z | W | F | スペースもしくは何もない |
右手はマウスです。
小指はCtrlに常に乗せておきますが、他の指は適当です。その時々によって変わります。
ちょっとBookを切り替てデータを見比べたい場合は、中指をTabキーにズラしてCtrl+Tab。
何か作業をして間違えた場合は薬指をZへズラしてCtrl+Z。
検索する場合はそのままCtrl+F。
といったようにショートカットキーを駆使して作業効率UPを図ってみてください!