コンセプトを作る真の目的は、そこから生み出されるメッセージで
人の心を動かすためです。
そのため、作っている最中に言葉遊びになり、
袋小路になったメッセージは、何ら意味をなしません。
お客様が聞いても興味を示さない、そんな独りよがりな
メッセージから抜け出すためには、メッセージに込める「テーマ」を考える必要があります。
その場合、テーマを考えるときに、
複雑怪奇なものはテーマになりません。
お客様から共感してもらうためには、
テーマは、普遍的で、誰もが分かるものでないといけないのです。
愛を伝えたい
楽しさを知って欲しい
幸せになって欲しい
誰もが知ってて、理解できるものをテーマに考える必要があります。
そして、テーマを知るには、優れたモノを体感すること。
テーマを知るには、映画や音楽、お芝居や絵画など、
興味のあることを、じっくりと体感することです。
優れた映画や音楽には、
表面だけでは分からないテーマが隠されていることが多くあります。
それを「知ろう」とするのではなく、
まずは「感じて」みてください。
Today’s Lesson(今日のレッスン):
「風の谷のナウシカ」のテーマはなんでしょうか?